【第3回】Webデザインでフリーランス｜お金に関する準備をしよう

フリーランスとして独立する場合、仕事用の口座のほかに、事業計画（売上計画）や帳簿の維持といった金銭管理が欠かせません。

それでは、それぞれについて掘り下げていきましょう。

フリーランスとして独立する際には、初めに仕事を確保することが大きな挑戦になります。

最初に十分な仕事を得られないと、収入も得られず、それが心配の原因となってしまうものです。

この不安から、結果として質の低い案件でも承諾してしまうことがあります。

とりあえず、6ヶ月分の生活費を貯えておけば、より良いスタートが切れるでしょう。

フリーランスにとって、仕事用の口座はプロとしての信頼性を構築するために欠かせません。

個人的な支出と業務上の収入・支出を分けることで、税金の計算や収支の管理が容易になります。

また、専用の口座を設けることで、クライアントからの支払い管理もスムーズに行えます。

フリーランスになると、コンスタントに収入が入るとは限りません。

ビジネス用のクレジットカードを持つことで、PCや関連商品などの仕入れや交通費などの支払いを一定期間延期できます。

おすすめは、楽天カードのような審査が簡単な流通系クレジットカードになります。

フリーランスとして安定した収入を得るためには、「どうすれば目標収入を達成できるか」を明確にする事業計画が欠かせません。

この計画をする際には、現実に沿ったものであること、制定したプランが何故成功するかの根拠をしっかりと示すことが大切です。

予定が全て順調に進むとは限りませんが、計画があれば突発的なトラブルにも慌てずに対応できます。

特に起業したての頃は、不安や焦りを感じるもの。

しかし助言をくれる人が少ない状況でも、事業計画を頼りにすることで、一時的な感情に流されずに客観的な分析や適切な意思決定が可能です。

これは特に、独立して間もない時に不安定になりがちな収入の流れを安定させるのに役立ちます。

複式簿記は、ビジネスの資金の流れを正確に把握するための有効な手法です。

収益だけでなく、経費や投資の状況を正確に把握することができます。

これにより、節税や効率的な資金運用にも繋がります。

しかし、初心者の方には複雑な手続きですので会計ソフトを活用して手間を減らしましょう。

次回は、備品をそろえよう

会社員の人は、独立後のお金の心配を払拭するためにもある程度のまとまったお金は必要です。