フリーランスとして独立する場合、仕事用の口座のほかに、事業計画(売上計画)や帳簿の維持といった金銭管理が欠かせません。
それでは、それぞれについて掘り下げていきましょう。
フリーランスは慣れてくれば自然と稼げるようになるはずや
それまで月間どのくらい稼ぎがあればいいのか計算しとったらええよ
半年は暮らせるように
フリーランスとして独立する際には、初めに仕事を確保することが大きな挑戦になります。
最初に十分な仕事を得られないと、収入も得られず、それが心配の原因となってしまうものです。
この不安から、結果として質の低い案件でも承諾してしまうことがあります。
中には新人フリーランスに付け入るような悪質なクライアントもいるため、落ち着いて判断するためにも、最初の数か月を安心して過ごせるだけの貯金をすることを推奨します。
とりあえず、6ヶ月分の生活費を貯えておけば、より良いスタートが切れるでしょう。
実家暮らしの人は、あんまり心配せんでもええけど
一人暮らしの人は、家賃やら食費などちゃんとお金の計算して行動してや
仕事用の口座が必要
フリーランスにとって、仕事用の口座はプロとしての信頼性を構築するために欠かせません。
個人的な支出と業務上の収入・支出を分けることで、税金の計算や収支の管理が容易になります。
また、専用の口座を設けることで、クライアントからの支払い管理もスムーズに行えます。
楽天銀行みたいなネット銀行で口座申し込むと便利やで
くれぐれも個人用とごちゃ混ぜにならんようにね
クレカを申し込む
フリーランスになると、コンスタントに収入が入るとは限りません。
ビジネス用のクレジットカードを持つことで、PCや関連商品などの仕入れや交通費などの支払いを一定期間延期できます。
おすすめは、楽天カードのような審査が簡単な流通系クレジットカードになります。
会社員の人は、今すぐに数枚作っといても損はないで
会社辞めてからすぐは、信用がないのですぐに作れないからね
事業計画を立てる
フリーランスとして安定した収入を得るためには、「どうすれば目標収入を達成できるか」を明確にする事業計画が欠かせません。
この計画をする際には、現実に沿ったものであること、制定したプランが何故成功するかの根拠をしっかりと示すことが大切です。
予定が全て順調に進むとは限りませんが、計画があれば突発的なトラブルにも慌てずに対応できます。
特に起業したての頃は、不安や焦りを感じるもの。
しかし助言をくれる人が少ない状況でも、事業計画を頼りにすることで、一時的な感情に流されずに客観的な分析や適切な意思決定が可能です。
売上の目標に関しては、どれくらいの仕事を確保しどれくらい稼げば良いのか、また家賃や生活費などの支出も計算に入れながら具体的な計画を作ることで、効率的に目標に向かって動けるようになります。
これは特に、独立して間もない時に不安定になりがちな収入の流れを安定させるのに役立ちます。
自分の友人に聞いても、独立直後は不安になるみたいやね
そういう時は、まず仕事の案件を紹介してくれるエージェントに登録しといたらええよ
あとは仕事こなしながら、徐々に人脈づくりを頑張ったらええねん
複式帳簿をつける
複式簿記は、ビジネスの資金の流れを正確に把握するための有効な手法です。
収益だけでなく、経費や投資の状況を正確に把握することができます。
これにより、節税や効率的な資金運用にも繋がります。
しかし、初心者の方には複雑な手続きですので会計ソフトを活用して手間を減らしましょう。
複式簿記を勉強するのは大変やから会計ソフト使ってや
それも面倒くさかったら税理士に頼むしかないで
毎月、ちゃんと面倒がらずに会計ソフト使って管理してたら問題ないで
次回は、備品をそろえよう
まとめ
会社員の人は、独立後のお金の心配を払拭するためにもある程度のまとまったお金は必要です。
通勤の心配もないしネットで仕事ができるので、ちょい田舎に引っ越すんもアリやで
確かに、家賃なんて都会に比べたらちょー安やもんな